梅宮辰夫の死因と病気歴は?遺産(別荘)はあった?

病気

生前の梅宮辰夫さんといえば、『ダウンタウンDX』に出演した際、激やせが話題になりました。

 

患った病気は「十二指腸乳頭がん」と言って、10万人に1人の割合で発症する珍しいがんだったとか。

 

がんステージはⅠ~Ⅱの間で比較的初期段階とされたものの、手術は12時間にも及んだそうです。

 

また、がんが発覚した当時、娘の梅宮アンナは都内で会見を開き、父親・梅宮辰夫さんの病状を説明。

 

会見で語られたのは、がんは早期発見により手術は成功したが、78歳(当時)という高齢から体力がもつか心配だったということでした。

 

なお、手術では患部の十二指腸を全部とり、胆のうに加え、膵臓、胃の一部を切除。

 

手術する前の心境を「もしかしたら、これでバイバイかもと思いました。“いってらっしゃい”と送り出したものの、もう会えないかもと不安でしたね」と語ったのです。

 

こうして梅宮辰夫さんは、術後に体重が10キロ以上も落ち、激やせ。

 

『痩せすぎて別人になった』と話題になったのです。

 

そこで今回は、梅宮辰夫さんの死因や病気歴についてまとめてみました。

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梅宮辰夫の死因と病気歴

お笑い芸人・ロバートの秋山がお面を使ってモノマネするくらい、がんを患う前の梅宮辰夫さんはがっちり体型でした。

 

そんな梅宮辰夫さんの病気歴は、1974年に「精巣腫瘍」を発症。

 

当時は肺までがん転移し、以来、検査は念入りにおこなっていたといいます。

 

それでも2016年に「十二指腸乳頭がん」、2018年に「前立腺がん」、2019年に「尿管がん」が発覚。

 

結局、梅宮辰夫さんは亡くなるまでの間、6度のがんを経験したのです。

 

ちなみに、激やせの原因となった「十二指腸乳頭がん」を発見できたのは、妻・クラウディアさんのおかげだったとか。

 

クラウディアさんが梅宮辰夫さんの目に黄疸(おうだん)が出ていることに気がつかなければ、早期発見できなかったかもしれなかったそうです。

 

クラウディアと梅宮アンナの画像

 

では、梅宮辰夫さんの死因は何だったのでしょうか?

 

発表によると腎不全だったようです。

 

梅宮辰夫さんは、2019年の尿管がん発覚後、十二指腸と胆のうの全摘手術を受けていたといいます。

 

また、その際、すい臓と胃の一部、片方の腎臓を摘出。

 

その後は人工透析を週3回受けていたというので、腎機能の急激な低下になったと思われます。

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激やせの原因となった十二指腸乳頭がんとは

「十二指腸乳頭がん」とは一体どんな病気なのでしょうか?

 

病院の説明によると、十二指腸乳頭がんは、「すい臓の先の部分近くにできるがん」と書かれています。

 

がんのできる場所を詳しく説明すると、

十二指腸には、肝臓からのびている胆汁が通る胆管と、すい臓からのびるすい液を通すすい管とが交わり、それぞれの管を通って十二指腸へ流れ出ます。
その2つの管が交わり、十二指腸内に顔を出した部分が乳首のように隆起しているため、十二指腸乳頭部というのです。

 

また、早期がんの場合は無症状らしいのですが、進行がんとなると黄疸で発見されるようになるのだといいます。

 

梅宮辰夫さんの場合は、まさしくこのパターン。

 

手術でがん患部と、周りに転移する可能性のあるリンパ節を切除するわけですが、黄疸の高い状態で手術を行うと、術後に肝臓が働けなくなって肝不全をおこしてしまいます。

 

なので、がんを切除する前には、十分に黄疸を下げるようにして手術をおこなうようにするのだそうです。

十二指腸乳頭がんの生存率

十二指腸乳頭がんを患った際、娘の梅宮アンナは、梅宮辰夫さんのがんステージをⅠ~Ⅱの間と公表。

 

ステージがⅠ~Ⅱということは、比較的初期段階を現します。

 

しかし、十二指腸乳頭がんは、手術ができたとしても5年目の生存率は平均約50%しかないのです。

 

では、ステージⅠ~Ⅱの間だった梅宮辰夫さんの余命はどうだったのでしょうか?

 

気になったので調べてみたのですが、まずステージⅠ期の早期がんだった場合、5年生存率82.9~93.9%。

 

ステージⅡになると63.6~80.0%、ステージⅢは49.9~65.4%、ステージⅣは29.8~34.5%。

 

そして最も進んだⅣb期にいたっては、5年生存率0%と報告されています。

 

こうした結果から、ステージⅠ~Ⅱの間だった梅宮辰夫さんの余命5年生存率は、70%前後だったことがデータとして現れていたのです。

梅宮辰夫の遺産(別荘)

梅宮辰夫さんが顔面30針縫う大けがを負ったのは、2018年の頃。

 

報道によると、生誕80年と芸能生活60年を祝う会を開くために、東京・芝公園の東京プリンスホテルに行き、その際、ホテルの玄関で足がもつれて頭から転倒したそうです。

 

この転倒で、額の右側と右頬、鼻を負傷し、すぐに近くの総合病院に搬送されたのだとか。

 

そして、CT検査の結果、骨や脳などに異常はなかったものの、顔面を30針も縫ってしまったのです。

 

顔面をけがした梅宮辰夫の画像

 

その後の梅宮辰夫さんはというと、3億円ともいわれた世田谷の自宅を売却。

 

妻のクラウディアさんと一緒に、神奈川県真鶴町にある別荘に生活拠点を移しています。

 

自宅を売却して別荘に移り住んだことで、「芸能界引退」と報じられましたが、梅宮辰夫さんは報道を否定。

 

また、自宅を売却したのも「生前整理のため」であって、神奈川県真鶴町にまだ家を2軒持っていたとか。

 

なので、梅宮辰夫さんの遺産は金額にして分かりませんが、判明しているだけでも、神奈川県真鶴町の別荘と家が2軒あるとみられます。

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